「ヒトでなし」
「ヒトでなし」を読み終えた。
年末に読み始めてから
今日まで読めなかったから、
実質2日で読んだ。
ヒトでない、というのは、
結局、神や仏の域であるという、
哲学的なお話だった。
でも、きちんと事件もあって犯人も出てくるんだけど
すべてのものをあるがまま受け止める、
という、お話で仕事に通じる内容だった。
すべては自分のうちに中にあることで、
風が吹くのも、
風が吹いていると自分が感じる事である、
と最後に点々付で書いてあった。
自分がどう感じるかどうかということ。
山奥の密教のお寺が出てきたので、
京極堂シリーズの何につながるのかと思って読んだけれど、
もとの京極堂の細かな名前が思い出せない。
密教のお寺もいくつか出ていたのに。
もう一度読み返したいけれど、
今の私にはそれは難しいから、
これからは一度で満足できるように、
もう少しじっくり読もうと、
読み終わってから思った。
でも、もう一度京極堂シリーズから読みたくなってきた。